EE東北ガイドブックWEB版
C-51 防災・安全

ミニアンカーPI

先端拡大部を有する補強材による地山補強土工法

自然斜面、切土斜面や既設ブロック積み擁壁などに対して、先端が拡大する棒状補強材(ミニアンカーPI)を挿入定着させることにより地盤の安定化を図る地山補強土工法です。
ミニアンカーPIは、地山挿入後に先端が拡大できる構造のため拡大部の支圧抵抗が期待できます。さらに口元部にパッカーを取り付けることにより、グラウトの加圧注入が可能となり、補強材引抜抵抗力が増加します。このため通常の鉄筋挿入工に比べて補強材長を短くでき、補強材配置間隔も広くとれるため使用本数が削減できます。建設コストの抑制、工期短縮に寄与する防災・安全対策技術です。

NETIS:HK-170012-A

大日本土木㈱
担当:技術開発部 中谷
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