EE東北ガイドブックWEB版
C-02 防災・安全

AIやクラウドシステムにより高度なダム操作を支援

長期降雨予測を用いたダム操作支援情報の提供

豪雨災害による被害を軽減するため、利水容量を洪水調節へ利用する事前放流などの高度なダム運用が実施されています。これらの操作では事前にダム流入量を予測した上で、的確なダム操作を行うことが求められています。
当社では、GSM等の予測雨量を用いることで3日程度先までのダムへの流入量を予測し、そこから求められる最適な放流操作を確認できるダム流入量予測システムを構築しました。人工知能(AI)による高精度なダム流入量予測、関係者間での情報共有をスムーズにするクラウドシステムなどの技術を取り入れ、安価でメンテナンス性の高いシステムを実現し、事前放流等の高度なダム操作支援情報を提供しています。

㈱建設技術研究所
担当:東北支社 河川部 飯島
TEL:022-261-4867
URL:http://www.ctie.co.jp//index.html